国内のほとんどの靴には、日本JIS規格に基づいたサイズ表示(足長、足囲等)が表示している。しかし実際に履いてみると、同じサイズ表示でもメーカーやデザイン、製法、素材などによって少しずつ違う。かかとのカーブが靴のカーブと一致しているか、幅があっているか、土踏まずが靴のアーチラインに合っているかなど等、実際に試し履きをしてみることが必要だが、ウオーキングにおいてもそれは同様。自分に合ったシューズを選ぶことが、ヒザや腰などのアクシデントをなくし、長時間の歩行や継続して行うことを可能にしてくれる。
自分に合った最適なシューズとは、自分の足長(足の裏の縦幅)はもちろんだが、足の親指から小指の付け根の周囲の長さ=足囲を知っていることだ。足のサイズは、昼と夜とで違ってくることはよく知られていることだが、自分の足のサイズを正確につかんでいれば、目的に応じたシューズを選択できる。行きつけの靴屋さんやシュー・フィッターと呼ばれる専門家などのアドバイスを受けることもひとつの方法だろう。
ジョギングとウオーキングの着地時に受ける衝撃度は、ジョギングが体重の2〜3倍に対して、ウオーキングでは、0・7〜0・8倍。ジョギング用のシューズは、大きな衝撃を吸収することが目的で、非常にやわらかいものが多く、ゆっくりとした動作のウオーキングには不向き。左右にゆれたり、足首などに過度な負荷をかけるので、疲れる原因にもなります。
固すぎず、柔らかすぎず、安定した着地が出来ることが大切です。また、踏み込んだ時には、後ろの足指が開いて踏ん張ることから、足先にゆとりがあることが必要になってきます。
ただし、ウオーキングシューズといっても、快適さを追求したものから、ビジネスタイプやトレッキングに対応できるものなど、その種類はいろいろ。
近年はウオーキングブームもあって、アウトソールの中に歩行時の衝撃を抑えるための新素材を組み込んだり、軽量化や通気システムの改良など、多種多様。用途に適した、そして何より自分の足のサイズにぴったりとフィットしたものを選びたい。
| 衝撃緩衝性 |
体重の60%はかかと、40%は踏付部に分散してかかり、一歩踏み出すごとに、各々の足には、体重の1〜2倍もの衝撃がかかる。最近は各メーカーが独自の衝撃緩衝素材を開発している。 |
| アウトソール |
クッション性が優秀で、歩く時に体の衝撃を和らげる働き。デコボコの悪い道路から足を守るために、普通は2〜3センチの厚さ。 |