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  健康日本21 > ウオーキングシューズの選び方健康づくりは足元から
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 人間は地球に誕生して以来、歩くことで進化を続けてきたが、時代が進むと歩くことを忘れ、電車やバス、マイカーなどに頼る時代となった。その結果、現代は肥満や高血圧・高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が蔓延し、深刻な健康問題が生まれてきた。そんな現代人の健康づくりの運動として最適なのがウオーキングだ。歩くことは心臓の動きが活発になり、全身に多量の血液が送られて体の脂肪が燃焼される。古来、人間の足は「第2の心臓」と呼ばれてきたが、歩くことは脳の活性化やストレス解消など、人間の健康維持には欠かせぬもの。さあ、あなたも自分の足元をしっかりと固めて健康への第一歩を力強く踏み出そう。


 足は第2の心臓

1日の平均歩数 年代別グラフ 心臓から全身に送り出された血液は、時間の経過とともに足先へと集まっていき、放っておくと全身の血液はどんどん足元に下っていく。しかし、歩いたりマッサージなどで筋肉に刺激を加えると、足先に集まった血液は、再び心臓に送り返すことができる。足が心臓に血液を送り返すポンプのような役目をしているからで、「足は第2の心臓」と言われる理由。

 歩けば歩くほど血の巡りが良くなる。そんな適度な効果的な運動が、高齢者を中心に人気を集めているウオーキングだ。ヒザや腰に負担をかけることなくほどよく足を刺激してくれる。

 また、ウオーキングなどの全身を使った運動は、あらゆる筋肉(足の筋肉は全身の50パーセントを占める)を同時に動かすために、その分多くの酸素が必要になる。活動を促された心臓の脈は、次第に大きく速くなるために、効率よく血液を送り出すようになる。足を使った運動は、心臓の働きを活発にしてくれる。

 活発な心臓を見極めるには、一度にどれだけの血液を送り出すことができるか、の心拍出量がひとつのポイント。量が増えればその分心拍数が減少して、心臓にかかる負担も少なくなる。心拍出量を最も効果的に高める運動のひとつがウオーキング。スピードや時間が自分で自由に調節できるので体内の血液をスムーズに循環させて丈夫で機能的な心臓にしてくれる。

 

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 まずは正しいサイズを知ろう

靴を選ぶときの5つのチェックポイント
 国内のほとんどの靴には、日本JIS規格に基づいたサイズ表示(足長、足囲等)が表示している。しかし実際に履いてみると、同じサイズ表示でもメーカーやデザイン、製法、素材などによって少しずつ違う。かかとのカーブが靴のカーブと一致しているか、幅があっているか、土踏まずが靴のアーチラインに合っているかなど等、実際に試し履きをしてみることが必要だが、ウオーキングにおいてもそれは同様。自分に合ったシューズを選ぶことが、ヒザや腰などのアクシデントをなくし、長時間の歩行や継続して行うことを可能にしてくれる。

 自分に合った最適なシューズとは、自分の足長(足の裏の縦幅)はもちろんだが、足の親指から小指の付け根の周囲の長さ=足囲を知っていることだ。足のサイズは、昼と夜とで違ってくることはよく知られていることだが、自分の足のサイズを正確につかんでいれば、目的に応じたシューズを選択できる。行きつけの靴屋さんやシュー・フィッターと呼ばれる専門家などのアドバイスを受けることもひとつの方法だろう。

 ジョギングとウオーキングの着地時に受ける衝撃度は、ジョギングが体重の2〜3倍に対して、ウオーキングでは、0・7〜0・8倍。ジョギング用のシューズは、大きな衝撃を吸収することが目的で、非常にやわらかいものが多く、ゆっくりとした動作のウオーキングには不向き。左右にゆれたり、足首などに過度な負荷をかけるので、疲れる原因にもなります。

 固すぎず、柔らかすぎず、安定した着地が出来ることが大切です。また、踏み込んだ時には、後ろの足指が開いて踏ん張ることから、足先にゆとりがあることが必要になってきます。

 ただし、ウオーキングシューズといっても、快適さを追求したものから、ビジネスタイプやトレッキングに対応できるものなど、その種類はいろいろ。

 近年はウオーキングブームもあって、アウトソールの中に歩行時の衝撃を抑えるための新素材を組み込んだり、軽量化や通気システムの改良など、多種多様。用途に適した、そして何より自分の足のサイズにぴったりとフィットしたものを選びたい。

衝撃緩衝性 体重の60%はかかと、40%は踏付部に分散してかかり、一歩踏み出すごとに、各々の足には、体重の1〜2倍もの衝撃がかかる。最近は各メーカーが独自の衝撃緩衝素材を開発している。
アウトソール クッション性が優秀で、歩く時に体の衝撃を和らげる働き。デコボコの悪い道路から足を守るために、普通は2〜3センチの厚さ。

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 心拍出量って?

目標心拍数=220-年齢 心臓が1分間に全身に送り出す血液の量のこと(1分間の心臓の鼓動を心拍数)。しかし一般的にこの測定は難しく、それと関わりの深い心拍数を目安に計算することが多い。心臓が一度に送り出せる量が増えれば増えるほど、心拍数が少ないということ。

 最大心拍数は、心臓がドキドキしてもうこれ以上強い運動はできない、これが限界だという心拍数(ただしこれは、走ったり、ウオーキングをしたりの酸素をたくさん吸って運動する有酸素運動の時のもの)。

 最大心拍数の目安は、220から年齢を引いたもの。運動効率が一番いいとされる目標心拍数は、最大心拍数の約60%。健康づくりには、「ややきつい」という、息が少し弾むぐらいのスピードが、最適の運動強度と言われている。


 指を手首の動脈に当てる方法(図1)と、あごの下の頸動脈に当てる方法(図2)がある。心拍数は一般的に1分間の拍数をいうが、数えるときは、15秒間の脈拍を数えて4倍すればよい。

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